マティス展
おはようございます。藤田玲司です(ウソ)。

design-lifeさんのマティス展に行ってきました。。にトラックバック。

私も先週行ってきました。design-lifeさんの記事にもちゃんと書いてあったのですが(CHIHOMIさんの話ばかり記憶に残って展覧会の部分は記憶に残っていませんでした。失礼)、展示のアプローチが他と違って面白かったです。

テーマはプロセスとバリエーション。マティス展の紹介に「一見簡単に描かれたように見える彼の作品も、実は長い熟慮と試行錯誤による賜物です。」とありますが、この展覧会では、その試行錯誤の過程を伝えます。ある作品が完成するまでに作られた途中の作品(これも我々にとっては完成品と言って良いものも含みます)もあわせて展示してあります。また、同じ対象に対して異なったアプローチでとらえた作品群(バリエーション)があり、その比較鑑賞ができます。

展示会のアプローチとして面白いと思ったのですが、マティス自身がそれを重視しており、実際にそういう方針の展示を行ったことがあるのですね。しかし、私自身そういうことを知らなかったし、それは多くの人にとっても同様だと思いますので、この展覧会の意味は大きいと思います。たとえマティスの制作姿勢を知っていた人にとっても、実際の過程を目の当たりにできるのですから、大きな価値のあることだと思います。

最終作品上に、過程の痕跡を意識的に残しているもの(消し残しなど)の解説もあります。消し残しなどがある作品が最終作品と言えるのかとか、それをありがたがるような態度はどうかとは思いますが、マティス自身の考えが分かるという意味で興味深いと思います。

子供が小さい間あまり美術館に行けませんでしたが、これからまた機会を増やして行きたいと思います。とはいえ、今回中学生になった長男をつれて行ったのですが、湿度計に興味をもっちゃって、手をかざしたりしていたら係員が飛んできた。恥ずかしかったー。
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by yoshihiroueda | 2004-10-03 05:16 | カルチャー
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