ニッポン株式会社
... なんてことを書くと、一時代前だと、「企業のように利潤を追求するものではない」とか、「長期的なことを考えないといけない」とか批判が多くあがったでしょうね。

しかし、今なら、企業の社会的責任や、経済活動の重要性が認識されてきているので、抵抗は少ないかもしれません。

という訳で、こういってみたいと思います。

国を会社と同じように考えてみる。

・株主は国民。ただし株は均等にもつ。(金銭的)配当はない。
・サービスをうけるお客さまも国民。民間企業やNPOも含む。
・経営者は株主である国民が選ぶ。
・従業員は公務員。
・収入は税金とサービスの対価から構成される。

こう考えると、

・お客さまの立場だけでより多くのサービスや補助金を要求するのではなく、経営者の立場から必要性やコストを考える。
・サービスのコストの負担割合(税金と受益者負担)の適切さを考える。受益者負担を増やすことによって公平感を重視するのか、税金負担を増やすことによって誰でもサービスを受けられる平等な社会を目指すのか。
・ユニバーサルサービスをどこまで行うか。
・税金はどのように設計すれば最適か。例えば累進課税を強くして社会格差をなくすのか、累進課税を弱くしてより多くの高額納税者を集めるか。企業により儲けさせてより税金を集めるか。
・借金は結局自分で払うものという意識を持てば、他人が借金を増やすのも厳しく監視するようになる。

など、バランスを考えた経営=政策が可能になると思うのだ。

もちろん、いいことばかりではなく、障害者のように少数で弱者に日が当たらなくなる可能性もある。しかし、「少数弱者にも幸福な社会」が社会全体の満足につながる、自分だっていつ障害をもつようになるか分からないのだから不安がすくなくなる、そういうことが共通認識として持てれば良いと思うのだ。

やっぱり甘いかな。荒っぽいのは確かだと思いますが。
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by yoshihiroueda | 2005-09-17 06:30 | 日本
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