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幸せとは幸せを認識すること
こんばんは。山村さんのブログはおなかがすくので読むのをさけていたんですが(って前にもそう書いてました)...

エキサイト社長、山村幸広のインターネットブログ: エキサイト上場 一周年 11月4日

昨年の上場の日の回想なんですが、その中で、
... よく社長の仕事は孤独で大変ですねと言われる事がある。しかし本音でこの仕事が辛いとか、嫌だとか、なんて思った事は無い。そんなありがたみのわからない人間ではない。

 考えればすぐ分かる。なんと幸せな事であろうか。なんと自分はラッキーであろうか。小生のようなアベレージな人間がこのいわゆるIT業界にいて、その中でもポータルビジネスという、最もエキサイティングな分野で仕事が出来る、そのトップとして仕事が出来ると言うのは幸運と呼ばずになんと呼べばいいであろうか。人間とは今いる位置の満足感を既に忘れて、不満感だけを募らせてしまう悪いクセがある。それを矯正していかねばならないはずだ。今、措かれている立場に喜びを持たなければ、悪いルーティンに落込んで行くことはあっても、良いルーティンに入ることは出来ないであろう。幸運を掴むポイントとは、常にポジティブに、今の自分の状態を良い意味で理解して、それを更に良い状態にするイメージを持ち続ける人である。...
と書かれています。

今話題のIT関連企業の社長、CEOの皆さんとは対極の考え方のような気がします。会社を大きくすると、さらに大きくしないと不安なんでしょうね。強引な手法で大きくしていっても常に満足が得られない状態は決して幸せではないのだと思う。

一方で向上心やチャレンジ精神がないかというと、そうではなく、「幸運を掴むポイントとは、常にポジティブに、今の自分の状態を良い意味で理解して、それを更に良い状態にするイメージを持ち続ける人である。」と言われています。

以前書いたというのは、この記事
「サラリーマン社長のプライド」
今回の話は、これにもつながる話だと思う。
by yoshihiroueda | 2005-11-05 04:08 | 社会
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