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あたたかい目で
おはよう、と書こうと思ったらもうお昼ですね。喰いブロ(くいしんぼうブロガー)です。

R30::マーケティング社会時評さんが、「MS+AMD vs Intel+Apple という構図」という記事を書かれていました。日経IT Proの記者が予測記事を書いて、予測記事が外れたことに関して、予測自体は外れたものの予測の背景にある分析を評価したものです。

この中で、予測記事が外れたことに対する弁明記事の批判コメントに対する批判を述べています。ちょっと長くなりますが引用します。
 あと、付け足して言うと、あの記事に対して「責任ある媒体の記者たるものは根拠を持って予測をすべきだ、こんな与太記事飛ばしてる奴は首にしろ」とか批判してる人というのは、そもそもこれだけの企業戦略分析を積み上げたうえで立てられた憶測というのが、ジョブズの基調講演やAppleの製品リリースをそのまま「事実」として報道するより100倍も知恵と勇気が必要で、かつ学ぶところ(つまり読者にとっての価値)も大きいということを理解しない、「Web1.0」的な人なんだと思う。もっと言えば、そういう発想の人こそが、既存の企業でもやる気のある若手の才覚とイノベーションのタネを潰して回っているのだろう。

 マスコミを批判するのは自由だが、そういう勇気あるクリエイティビティを批判すること自体がマスメディアにおける言論の多様性を潰しているというか、まあ大げさに言うと「マスコミの健全さを殺す」役回りに立っていることを、あの記事に噛みついている人は少しは自覚した方が良い。念のため、あの記事のはてなブックマークからたどれるはてなダイアリーの言及エントリをざっと見て回ったが、はてなユーザーの中にはそういう批判的コメントをしている人は1人もいなかった。

 1人の記者を育てるのも潰すのも結局は読者である。その意味で、インターネットは本当に頭を使う労力を厭わない記者、勇気のある記者にとって最高の仕事環境を提供するようになってきたと、心から思う。
とあって、意欲のある記者に対して、あたたかい目で見ていることが印象深かった。

私も日経IT Proの2つの記事を読んでいたので、その時に思った感想を書いておきたいと思います。

2006.1.10 Jobs氏は明日「AppleViiv」を発表するだろう
  -- 分析、大胆な予測としては面白い。ここまで大胆な(これまでのトレンドからはずれた)予測を、ここまで自信たっぷりに言わなくても良いのに。

2006.1.12 Jobs氏の講演終了とともに膝から崩れ落ちる
  -- ここまで落胆することはないのに。って相当自信があったんだと再認識。特に
「AppleのSteve Jobs氏,米IntelのPaul Otellini CEO,米GoogleのLarry Page共同創設者兼製品部門担当社長の3人ががっちり握手を交わし,ホーム・エンターテインメント・ネットワークから米Microsoftとソニーを駆逐することを高らかに宣言する」というシーンが見られることを祈り続けていた。
なんてここまでいくと夢想といえる。

おもしろがったけど、批判的には見てなかったなあ。ウソを書いたのならともかく、最初から「あくまで予測」って書いてあるしね。

それから、どこで読んだかわからなくなったのですが、テレビが受動的なメディアであることを毛嫌いしているJobsがメディア・パソコンになんか手を伸ばすはずがないという意見もありました。もう少し元ネタを探したいと思います。
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by yoshihiroueda | 2006-01-14 13:30 | カルチャー
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