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Bento 2: フォームを作る
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Bento 2 レポート第4回。今日は「フォームを作る」です。

データベースは表形式で一覧表示するほかに、1つのレコードを1画面に表示することができる。そのレイアウトを決めるのがフォーム。一つのデータベースに複数のフォームを割り当てることができる。例えばレコードの全部のフィールドが表示されるフォームと重要なフィールドのみ表示するフォームという組み合わせが可能になる。

テキスト、数値、URLなどは表形式で良いが、写真などは表形式では表せない。また、まだ試していないが、(メールの) メッセージリストやファイルリストなどリスト形式のものも表形式では表せない。このようなフィールドを表示するのにフォームが必要になる。そうでなくとも長いテキストを保持するフィールドがある場合には、入力の際にも表示の際にもレコード全体を一覧できる方が望ましいだろう。これは表計算にはない利点だ。

せっかくなので、Excelで整理していた「録画した番組のリスト」をインポートしてデータベース化したものに、写真や動画に対応したメディア型のフィールドを加えてフォームを作った。まず最終形を示す。

Bento 2: フォームを作る_a0022216_1143082.jpg


テンプレート: http://www.zumodrive.com/share/vCMGZiMT

作成手順は「テーマ」を選んで、フィールド部品をその上に並べていく。

テーマというのはPowerPointやバックグラウンドイメージと文字のフォントや色をセットにしたようなもので、「そよ風」や「メモ帳」などの名前が付けられている。予めデザインされているので、配色などで悩む必要がない。最終形は「アイスブルー」を使っているが、例えば「ハンドバッグ」を用いた場合には次のようになる。このスナップショットにはツール類も含めているが、下の方にあるテーマというアイコンでテーマを選択する。

Bento 2: フォームを作る_a0022216_124679.jpg


ただし、数が少ないし、フォントもテーマで制限されてしまうので、自分の好みのものはそれほど選べる訳ではない。このあたりは選択だけでなく追加も出来るようにしてあると良いと思う。

フィールド部品の配置は、左下のフィールドリストからドラッグアンドドロップする。フィールド部品はフィールドの型によりカスタマイズされており、選択フィールドはメニューになるし、日付フィールドには右にカレンダーメニューが出てカレンダーから選択することもできる。

部品は好きなところに置ける訳ではなく、他の部品と適当な隙間をとって重ならないように配置される。これは良い点ではあるのだが、見て頂くと分るようにその隙間は結構大きいので、密度を高く配置することはできないし、配置場所はスペーサや区切り線で調整できるもののそれほど自由になる訳でもない。また、フィールド名のラベルはフィールドの上に置くか横に置くか選べ、また、大きさも3段階から選べるのだが、非表示にすることはできない。

現在AppleWorksのデータベースで住所録を管理し、宛名を印刷するためのレイアウトを作っているのだが、この代替には使えないことになる。

とはいえ、画面でみるのに限定すれば、このような制限を加えたフォーム設計の方が使いやすいと思う。
by yoshihiroueda | 2009-02-08 12:33 | 科学・技術
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