カテゴリ:平和への祈り( 61 )
語り継ぐ夏 '05
こんばんは。今日は涼しかったですね。え〜なんて反論しないで、そういわせて下さいよ。

毎年夏になると、新聞やTVで平和に関する特集が組まれます。今年は戦後60年ということではやい時期から特集が組まれていたので、そういう感覚はすくないかもしれませんが、なんで夏だけという感じはあるかと思います。

でもね、1年中将軍様やテロや内戦や人権運動の弾圧等のニュースが流れていると、戦争も仕方ないのかと思えてくる。なぜ戦争は避けたいのか、避けなければいけないのかを、忘れないようにしないといけないと思うのです。語り継がれた人により、語り継ぐ意志が継続される。少なくとも長崎では、語り継ぐ意志をもたないと、語り継ぐ意志が弱いと市長になれない(「長崎市長という仕事」)。それが長崎市民の語り継ぐ意志だろう。

昨年は長崎の平和祈念式典に参列してきました。今年はここ関東で平和のこと、平和を守るために何をしなければならないのかを考えていたいと思います。とはいえ、新聞記事やTV特番を追いきれてませんが。

ナガサキ・ピース・サイト
NHK 平和巡礼2005
元ちとせ「死んだ女の子」(坂本龍一アレンジ・プロデュース)
  -- 正直いってあまり心に響かなかったな。
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by yoshihiroueda | 2005-08-06 23:23 | 平和への祈り
利用される人の命
こんばんは。

先日のロンドンの同時多発テロは、自爆テロではなく、騙された可能性もあるそうですね。騙されたといっても、多くの人を殺そうとした、実際に多くの人を殺したことには変わりはないのですが。

こちらも利用された女性の話が出ています。

毎日新聞 2005年7月19日
現場発:女テロリスト、自爆失敗 起爆装置不発、哀しい結末−−パレスチナ

テロが未然に防がれたのはよかったというべきなんですが、この女性の動機、この女性の今後の運命、背後にいるこの女性を利用した人たち... これらのことを考えると複雑な思いが交錯する。

人の心を利用する宗教、その宗教を利用して人の命を利用する人々 ... 「多神教礼賛(アニミズム礼賛)」の繰り返しになってしまうのだが、そんな宗教は何のために存在しているのだろうか、という思いが募る。
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by yoshihiroueda | 2005-07-20 02:23 | 平和への祈り
白いバンド買ってきた
こんばんは。再度登場、ボノです(ウソ)。フラボノイドじゃないぞ(なんだそれ)。

先日、「ほっとけない、だけど...」でその主旨や効果に疑問を呈した「ほっとけない 世界のまずしさ」キャンペーンなんですが、やっぱりホワイトバンド買ってきた(やっと買えた、といったほうがいいかな)。ただファッションではなく、「この状況を変えるには、お金ではなく、あなたの声が必要です。」という主旨には賛同できる。

私が伝える声は、「ほっとけない、だけど...」で書きましたが、このキャンペーンの主張とはちょっと異なるところもあるかと思う。
借金の棒引などお金だけの援助は意味がない。
まず援助を受ける側を変えなければいけない。
幸せになりたい、自分達で幸せになる、その意志を支援しなければいけない。
ということだ。

話は一旦それますが、web-log nostalgiaさんの「Meet the world」という記事を通して、brazilianartists.netの"MEET THE WORLD"というキャンペーンを知った。各国の国旗に使われている色の比率を、その国の統計とマッチさせたものだ。


例えば中国では、
赤: 働いている14歳児の割合
黄: 学校に行っている14歳児の割合
となっている。
数字や言葉では訴える力が弱かったり記憶に残らなかったりする主張を、強烈に印象づけ記憶に残す武器になっていることが分かる。

そしてソマリアでは、


青: 性器切除された女性の割合
白: 性器切除されずにすんだ女性の割合
が使われている。

「女子性器切除」 (内海夏子 DAYS Japan 2004.8月号)から引用する。
しかし男性の割礼は旧約聖書に記載があるが、女性の割礼に関しては聖書にもコーランにも言及されていない。
...
女性の割礼は健全な女性の性器を切り取り、地域によってはさらに膣の入り口を縫い閉じてしまう。
...
割礼をしていなければ結婚できない、一人前の女性として社会に認められない、といった社会的仕組みは、実は伝統という言葉に隠された女性支配という男性の都合のようだ。
これが、前回書いた「汚職、内戦、収奪、レイプ、... 」の「 ... 」の部分のひとつです。

レイプも、内戦の戦略として敵対部族女性へのレイプが行われているという。これらはアフリカ住民自体が自分達を不幸にしている例なのだ。このような精神的に不毛な地にただお金や食糧をばらまくだけでは意味がないと考える。これが私が伝えなければいけない声だとおもう。

それから、「なにかしなければ、という気持ちがしぼんでしまいました」とも書いた。ここでは理由は示さなかったが、「Live 8」にトラックバックを送ってくれた悪の教典楽天市場店の川村けんとさんが「ライブ8の深層」シリーズで主張されていることと近い(よく調べられた大作で参考になります -- 追記: 「日本では奴隷売買がなかった」という誤解もありますけど)。「自分達の罪を人に贖罪させるな」ということ(このことは、のんちゃんのブログへのコメントとしても書きました)。
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by yoshihiroueda | 2005-07-20 00:21 | 平和への祈り
ロンドン同時テロ - 他人事ではない
こんばんは。帰ってのんびり「電車男」なんぞをみながら夕食をいただいていたのですが...チャンネルを変えるとこんなニュースが...

(毎日新聞 2005年7月7日)
ロンドン各地で爆発、死傷者多数 (TBS News-i 2005年7月7日19:35)
写真特集 (毎日新聞)

アルカイダから犯行声明が出ているらしい。「イラクとアフガニスタンでの虐殺への報復だ」と主張しているとのことです。それが正しければ、イギリスに次ぐアメリカの支援国である日本は他人事とはいえません。

「覚悟が足りない」で、私は、
(政府は、日本国民に対して)日本はアメリカの同盟国であり、最大の支援国のひとつであり、イラク武装組織の敵なのだということを伝えなければならない。
と述べました。これはイラクに入国する時の覚悟に関して書いたものですが、日本にいてもその脅威は現実のものになったことを認識し、覚悟を新たにする必要があると思います。

本当は「ロンドン2012年オリンピック開催決定おめでとう。でも2008年の代替開催地はどうするんだ?」と書こうと思っていたのですが、もしかしたら2012年の開催地も見直しという議論が出るかもしれません。ここは先進国一致協力して開催を死守する方向で進めてもらいたいと思います。

この事件では、もっと事情が明らかになった時点で投稿すると思います。

トラックバック先:
週刊!Tomorrow's Way (yodaway2さん) 「ロンドンで爆破テロ。アルカイダが犯行声明―と、BBC。(速報+追記)」
Continental Breakfast (yamarikuさん) 「ロンドンで同時多発テロ...」
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by yoshihiroueda | 2005-07-07 23:49 | 平和への祈り
ほっとけない、だけど...
先週末、テレビか新聞だったかで、hottokenai.jpという文字列が目に入ってきました。アフリカの困窮を訴えているようでした。そのサイトを見てみよう、何か協力をしたいとおもいました。毎年UNICEFの募金にも応じていますしね、金額は少ないけど。

しかし、その傍に「7月6日」という文字列もありました。これはサミットが行われる日ですね。今回のサミットの議題の一つにアフリカ支援があるので、それを指しているのだと思います。その瞬間、なにかしなければ、という気持ちがしぼんでしまいました。

アフリカには支援は必要なのでしょうが、ただ借金を棒引きにしたり、お金や食糧の供与に何の意味があるのでしょうか。 「お金は有効に使おう」で触れましたが、支援を受ける側が、その支援をてこにして幸せになる意志がないといけない。汚職、内戦、収奪、レイプ、... これらが蔓延しているところで幸せが築ける訳がないと思う。

もちろん全員が幸せを放棄している訳ではない。特に女性と子ども達。もちろん男性にだっているだろう。そういう人たちに幸せになってもらうにはどうしたらいいのだろうか。

まとまったアイデアではないですが、キーは「隔離」かと思っています。病気の隔離と違って、幸せになりたい人たちが入る大きな駆け込み寺。サンクチュアリといっても良い。日本の昔の植民地で評価されている部分もあるが、そういうところを抜き出したようなものを相手国に求められて作ることをイメージしています。そこで食糧、医療、教育を与える。もちろん与えるだけではだめで、自立のために労働してもらう。労働できる環境を整備する。

そこに入りたければ「幸せになるためのルール」に従ってもらう。入りたい人が増えればだんだんその範囲を広げる。自治能力を育てる。一つの国で成功すれば、きっと他の国からも要望がでるにちがいない。

ああ、また夢想が広がってしまいました。でも理想を描かないと何も変わらない。

そういえば、hottokenai.jpのことを忘れていました。ただ金銭的支援を求めているのかという先入観をもっていたのですが、サイトにいってみると、「この状況を変えるには、お金ではなく、あなたの声が必要です。」というメッセージが出されていました。これならば私も納得できます。

ただ、方法論として「貧困をなくそう、という声を表すホワイトバンドを身につけてください。」というのはどうかと思う。実効性あるのかな。たとえ偽善であっても、困っている人の役に立てばいいと思うのですが。誰か私を説得してください。納得させて下さい。
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by yoshihiroueda | 2005-07-06 01:33 | 平和への祈り
沖縄戦終結メモ
おはようございます。例年夏になると新聞、テレビで平和を考える特集が組まれます。だんだん縮小傾向にあったのですが、今年は戦後60年ということで例年より多いような気がします。

6月23日は沖縄戦終結60年でした。何か書いておくべきだと思いながらできずにいました。関連リンクをメモとして残しておきたいと思います(少しずつ追加したいと思います)。

なお、6月23日を沖縄慰霊の日とするのはふさわしくないと、brotherjinさんが指摘されています(「沖縄慰霊の日に」)。6月23日以降も多くの民間人が亡くなっている。「(補稿)沖縄慰霊の日に」も含めて、深い考察があります。

毎日新聞 2005年6月22日
戦後60年の原点: 1945年6月23日、沖縄戦終結(その1) 「捨て石」苦難今も
戦後60年の原点: 1945年6月23日、沖縄戦終結(その2) 「本土並み」は遠く
  -- 「沖縄県民斯(か)く戦へり」で有名な大田中将の電文もあります。
戦後60年の原点: 1945年6月23日、沖縄戦終結(その3) 米海兵隊の沖縄
戦後60年の原点: 1945年6月23日、沖縄戦終結(その4止) 沖縄の進む方向
戦後60年の原点: 沖縄・2005年 慰霊の日・60年 消えゆく記憶

感想はうまく書けません。これらの文章で伝えられることを薄めてしまうだけのような気がします。

最も強く感じることは、沖縄を「本土」と分けて考えているということ。

沖縄を「本土」と分ける意識は今でも続いている。沖縄には在日米軍専用施設の約75%が集中している。そしてその負担を国全体で負う意志のある人、具体的には沖縄から基地を移転させたときに自分の住む地域に受け入れる覚悟がある人は少ない。自分自身もその覚悟はできていないので、差別に加担しているともいえるのだ。

戦後60年の原点: 在沖米軍基地は「不要」、沖縄70%・全国45%--世論調査


その他の関連リンク
沖縄慰霊の日: 稲嶺恵一・沖縄知事の平和宣言(要旨) (毎日新聞 2005年6月23日)
沖縄慰霊の日:小泉純一郎首相あいさつ(要旨) (毎日新聞 2005年6月23日)
  -- 以前「語り継ぐ意志」でも書きましたが、表層的という印象です。
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by yoshihiroueda | 2005-06-27 06:07 | 平和への祈り
ジャーナリズムの役割
こんばんは。

昨日「長崎原爆投下1ヵ月後のルポ」に関して感想を書いたのですが、その中で、「(毎日新聞は)情報操作に結果的に(または積極的に)協力していることを自己反省も含め書いています」と書いた。具体的には、「クローズアップ2005: 長崎原爆ルポ(その2止) 米の戦争報道規制、今も」(毎日新聞2005年6月17日)の
米軍の動きを直接取材し、戦況を伝える上で極めて限られた機会なので従軍した。だが、制約が多い中、当局が提供する取材の場を利用せざるを得ない。開戦前のガスマスク装着訓練の記事は、実際には存在しなかった化学兵器の脅威を強調する効果をもたらしたはずだ。

 横須賀を母港とするキティホークには複数の日本メディアが「配属」された。新聞やテレビへの登場機会を増やし、日本に家族を残す乗員の士気高揚につなげる狙いがうかがえた。戦場の現実を伝えるという本来の責務とは別に、「国際的な反戦世論の中での戦争遂行」という米国の国益に沿った「宣伝役」として使われた側面も否定できない。
の部分を指している。

これについて書き忘れていたことがある。それは「今はどうなの?」ということだ。

サマワに駐留する自衛隊、最初こそ各社から派遣されていたが、早い段階で各報道機関は撤退していると聞いている。自衛隊宿舎への砲撃等のニュースがあったが、それは自衛隊から送られてくる情報をイラク国外で受け、「サマワ発」として送っていたはず。いわば大本営発表だ。

その後抵抗がはげしくなると、自衛隊は宿舎に籠りっきりであるとか、ハローワークにイラクでの給水活動と思われる求人があったとかいう情報も流れている(噂と切り捨てるつもりもないが、真実と鵜呑みにするつもりもありません)。これらに関してはマスコミによる検証はなされていないように思う。そんな中で1年間の派遣延長も何事もなく決められた。

このように、口で反省してもなー、今後、それから今、どのように取り組むのか明らかにしてもらいたい、と思っていたところに、きっこさんのブログにこんなことが書かれていました。

きっこのブログ 2005.06.18 「サマワで被爆した自衛隊員たち」(「被曝」ですね)

帰国した自衛隊員の奥さんにできた赤ちゃんに生まれながらにして障害って悲惨すぎる。これも鵜呑みにするつもりはないのだが、信頼できる情報が他にある訳ではない。報道機関は帰国自衛隊員の調査を行ってもよいのではないか。そういうことを行うことが、「反省」を示すことではないのか。もちろん自衛隊から拒否される可能性は高いと思う。しかしそれならば、自衛隊が隠そうとしている事実を報道すれば良い。その事実が真実を語っているといえるだろう。

ライブドアの堀江社長の既存ジャーナリストを軽視する発言に対して、多くの既存ジャーナリズムが、プロのジャーナリストでないとできないことがあるということを主張していたとおもう。我々はそれを見せていただくことに期待している。

追記: トラックバックが来ていて、「噂の一人歩き」って書いてあるので事実を示して否定してくれていると思ったのですが、そうではありませんでした...
私の記事はむしろ「噂の一人歩き」を抑え事実を追求することをジャーナリズムに期待する内容なのに、愛・蔵太ももうすこし調べて (というかちゃんと読むだけなので) ものを書いてほしい。
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by yoshihiroueda | 2005-06-22 01:02 | 平和への祈り
長崎原爆投下1ヵ月後のルポ
こんばんは。「平和への祈り」のカテゴリはひさしぶりになります。

先日毎日新聞に「原爆ルポ 60年ぶり発見」という記事が1面トップになっていました。

毎日新聞2005年6月17日
速報
長崎原爆:米記者のルポ原稿、60年ぶり発見 検閲で没収(写真付)
長崎原爆ルポ:ジョージ・ウェラー記者原稿全文 その1その2その3

毎日新聞2005年6月17日朝刊
1面 長崎原爆: ルポ、60年ぶり発見 米記者「放射線障害」詳述--GHQ、公表許さず
2面 クローズアップ2005: 長崎原爆ルポ(その1) 当時、公表されていたら…
3面 クローズアップ2005: 長崎原爆ルポ(その2止) 米の戦争報道規制、今も
12面 戦後60年の原点: シリーズ特別編 長崎原爆、幻のルポ(その1) 奪われたペン
13面 戦後60年の原点: シリーズ特別編 長崎原爆、幻のルポ(その2止) 隠された地獄
30面 長崎原爆ルポ: 投下1カ月後に取材受けた元米兵捕虜、記者の忠告鮮明に(その2止)
31面 長崎原爆ルポ: 未知の症状、闘う医師 60年前の凄惨、今に(その1)

毎日新聞2005年6月17日夕刊
長崎原爆ルポ: 反響 「60年の空白」に怒り

長崎に生まれ育って、原爆資料館は何度も行きましたが、外傷がほとんどない状態で人が死んでいくことの悲惨さに関してはあまり伝えられていないように思います。「ガラスびんと一緒に溶けた手」など他の展示の凄惨さに隠れて印象が薄くなっているだけかもしれませんが。むしろ「はだしのゲン」(これも通して読んだことはないのですが)から先に知ったような印象が強い。このウェラー記者のルポは、1ヶ月後であることから、そのなんだか分からない死因の恐怖が伝わってきます。

毎日新聞では報道機関として、戦争報道、検閲に関しても多くの言及があります。
・これが当時アメリカ、全世界の人々の目に触れていたら、核規制の声が強まっていたはず
・ベトナム、湾岸戦争、イラク戦争でどのような規制/検閲が行われたのか

検閲は戦前のことのような印象を受けますが、イラク戦争が行われている(終わったことになってるんでしたっけ)現在も続いていることが分かります。情報操作に結果的に(または積極的に)協力していることを自己反省も含め書いています。

原爆に関しては、今も無知と知らせることの拒絶が続いています。米国ではスミソニアン航空宇宙博物館で原爆展を行うことになっていたのが中止に追い込まれたことがありました。「原爆が戦争の終結を早めた」という「意見」をいうのはいい(毎日新聞 2005年6月18日 「原爆開発60年: 米テネシー州で記念行事 譲らぬ「正当化」--“終結”一役が誇り」)。しかしその前に、原爆投下で起こった「事実」を知ってもらいたい、知った上でその意見言えよ、と思います。

NPT会議が先日何の成果もなく終わりました。核兵器を持つことが特権であって、特権は先進国だけで十分だ、いや開発途上国でも持っているところがあり、先に持ったもの勝ちというのはおかしい、という論点だけが議論されているように見えます。ここで議論している人々にも長崎、広島の原爆資料館に行ってもらいたい(NPT会議にあわせて訪米されたKEN-NYEさんのレポートによると、国連内で原爆展が行われたそうですね)。

また、日本政府自らが核兵器の悲惨さを積極的に伝えてもらいたいと思います。別に日本人が唯一の被害者だということを強調しなくてよいです。人類にとって破滅の恐怖の元であることを伝えてもらいたいと思うのです。
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by yoshihiroueda | 2005-06-20 00:07 | 平和への祈り
開戦の功労者
♪つっぱることが男の... あ、こんばんは。嶋大輔です(ウソ)。

毎日新聞 2004年12月15日
ブッシュ米大統領:「イラク誤報長官」らに「自由勲章」を授与--ローマ法王と同格
ブッシュ大統領は「米国が世界に与えたよい影響を象徴している」などと称賛した。
ぬぁんだと! 「よい影響」って、ざけんじゃねーぞ。はっきり、開戦の功労者って言えよ。「アメリカにイラクを攻撃する自由を与えた」って。
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by yoshihiroueda | 2004-12-15 23:58 | 平和への祈り
命の軽重(4) 人種・民族で重さが違うのか
「命の軽重」このシリーズ最後になります。

人種・民族で重さが違うのか。
私は同じ重さと思いたい。みんなにもそう扱ってほしい。

これで終わり、でいいはずなんですけど、続きがある。

自分から心理的に離れた人の「命」、「死」に実感がもてない。アフリカ、チェチェン、クルド、パレスチナ、北朝鮮、世界中で殺戮や餓死する人たちが大勢いる。そのことを考えるときは心が痛む。だけどそれらの人々の死は自分の生活を脅かさない。まだ新潟で生活の基盤を失った人の苦しみのほうが実感できる。

それは仕方のないことなのかもしれない。これだけ多くの人が苦しんでいたらとても全部の人を救えない。

だが、自分の手で殺したり、自分では殺さないまでも殺す人を支持・支援しているとなるとどうだろう。今アメリカや日本がやっていることはそういうことなのだ。9.11同時テロでたくさんの人々が亡くなった。彼等は無辜の人々で、彼等を死にいたらせたテロは憎むべき犯罪。それではビンラーディンを拘束するためにアフガニスタンで生活している無辜の人々の命を奪うのはどうなのか。アメリカ人や日本人がアフガニスタンの人口の多くを占めていたらどうだったのか。ビンラーディンが日本に潜伏しているという情報が入ったらどうだったのか。

こう考えると我々はアフガニスタンの人の命に重さがないと評価していると考えざるを得ない。それはイラクの人々に対しても同じ。しかもイラクにはビンラーディンはいないのだ。フセインはいたけど、大量破壊兵器は持っていないと言っていたし、それは真実だった。

『「無限の正義」という名の算術」(ライフログにも載せているアルンダティ・ロイ著/本橋哲也訳「帝国を壊すために」に収録)にはこのように書かれている。
1996年に、当時アメリカ合州国の国連大使だったマデリーン・オルブライトが、アメリカ主導の経済制裁の結果、50万人のイラクの子どもが死亡した事実をどう思うかと聞かれて、テレビの全国ネットで、こう答えた。それは「たいへん難しい選択だったが」が、あらゆることを計算に入れれば、「払うだけの価値がある代価だった」と。
払ったのは何に対する代価だったのだろう。そしてその代価を払ったのはアメリカ人じゃない。

太平洋戦争を集結させるために必要だったと言われた原爆も、あの時点では使う必要がなかったはず。戦争終結後、ABCC(原爆傷害調査委員会)は、被爆者を対象に原爆の放射線が人に及ぼす影響を調べた。治療方法を研究したのではなく、効果を調べたのである。その当時のアメリカ人にとって日本人の命の重さがどれだけだったか分かる。

われわれ日本は今はこの国の最大の支援者であることを忘れてはならない。それも意見や忠告をする意志もない、手放しで賛成する支援者なのだ。ブッシュの再選で小泉首相が首相である限りこれが続くことになると考えられる。

北朝鮮のことを話していなかった。北朝鮮には多くの飢えで苦しんでいる人がいる。日本は援助をすべきなのか。したいよね、ちゃんと苦しんでいる人に届くのなら。軍にだけ支援物資がいくのは避けたい。どういう支援方法があるのだろうか。

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□ 天木直人・マスメディアの裏を読むさん: 「11月1日 ◎ 香田さんの惨殺は始まりに過ぎない...」
-- 「テロに屈しない」という小泉首相の言葉は、日本がイスラエル寄りの米国と一緒になって、そのようなアラブの武装抵抗勢力と戦うという宣戦布告なのである。
□ 反米嫌日戦線 LIVE and LET DIEさん: 「京都・奈良が爆撃の対象にならなかったという神話」
-- 原爆は京都に投下されなかったが、ヒロシマ・ナガサキに投下された。 ドイツではなくて日本に。 奴らにすれば、日本人なんぞ「黄色いサル」でしかなかったのである。
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by yoshihiroueda | 2004-11-09 00:51 | 平和への祈り