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地震について考えさせられる日
こんばんは。

今日は阪神大震災から15年目。先週くらいからNHKスペシャルなど関連する情報が出ていましたね。

そんな中ハイチで起こった大地震は衝撃的でした。日本だと水曜日の朝出勤時ですか、TwitterでアメリカのTVジャーナリストを何人かフォローしているのですが、彼等の発言で知りました。阪神大震災のときもそうだったんですが、大きな地震が起こったみたいくらいしか分らない感じでした。帰宅してみると惨状が伝わってきます。大統領府が潰れている写真とか、病院も全部壊滅状態だとか ...

義援金などのもアメリカを中心に早いうちから始まっていました。最初見たのはアメリカのユニセフだったかな。日本では国境なき医師団が比較的早い対応をしていたと思います。新しい取り組みとして、iTunes Storeの課金システムを募金するというものがありました。
米国赤十字社:ハイチ地震救援金

メディアも大々的に報道しています。CBS Newsではメインキャスターのケイティー・クーリックを現地に送って、そこから3日連続でほとんど地震関連のニュースで埋め尽くしていた番組を発信しています。米国時間16日からは別の人に交替しましたがそれでも現地から伝えていますね。

それに対して日本ではあまり報道していませんね。地球の反対側だからというのもあるでしょうが、自主取材しておらず通信社待ちになっているように思います。材料がないからニュース番組の時間が埋められないのでしょう。政府が記者会見で出すもので新聞作れちゃうから、そういう発表がない場合には番組や紙面が作れないのでしょうね。もちろん国内の災害は競って取材するのですが。

で、阪神大震災に関する特番に戻って来るのですが、前日にあった櫻井君主演のドラマはなかなか良かったですね。報道にかける職業意識と人間性の葛藤がテーマでした。自分も被災者の一人として伝えられる側の思いが分り、その上でなぜ伝えるのか悩むという。

当時は、そのように事件の現場を記録し伝えるのは、報道関係者に限られた話でした (たまたま現場に居た一般人が撮影する場合はあるが、それを入手して報道するのはマスコミの仕事)。しかし、今はデジカメ、デジタルビデオカムコーダ、Twitter、YouTube、UStreamがあります。誰だって写真、動画、記事を作成し公開できるのです。現在あのような大地震が起きたら、この状況を伝えるべきかなやむ人が一般に広がったはず。

一方で、ジャーナリストとしての職業意識を持たずにツールだけ手にした人には、そのような悩みを意識すらしないかもしれません。その場合、伝えられる側との軋轢が生まれる可能性は高いと思うのです。

実際そんなことが既にありました。秋葉原の事件です。刺された被害者とそれを助けようとする人、そしてその光景をケータイで撮影する人。

それとも、撮る側も被災者なら、被災者の気持ちが分り、そういうことは起こりにくいかもしれません。

今答えがある訳ではないですが、そういうジャーナリストの職業意識や仕事を通じた成長などの面で考えさせられるドラマとなっていました。

今日はそれ以外にも震災の現場に直面した人の記事を良く読んでいました。読み切れないですけど。

KandaNewsNetwork あれから15年 阪神淡路大震災 #19950117
半壊した自分の家を、ビデオで撮影できたけど、全壊したお隣のビデオを撮ることはできなかった…。
これは報道するつもりで撮っていないけど、先に書いた葛藤がここにもあります。
震災翌日、地元のコンビニが空いたとたん、一斉に集団強奪となり、店舗を空けたくても空けられなかった事実。美談ばかりではない集団パニック。
そういう略奪がなかったことが奇跡的、と言われていましたね。

www.さとなお.com 阪神大震災から15年
  -- 体験談とそこから得られた教訓 (地震が起こる前にやっておくべきこと、地震が起こったらまずやらなければならないこと)

報道に関して書いたが、今日は報道に関係して、ちょっと気になる話題がありました。この稿は別にします。
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by yoshihiroueda | 2010-01-17 23:53 | 生活
被災地に求められるもの
追記(10/27): 私の記事の主旨は「想像しよう」でしたが、もっと良いことは「ニーズを聞こう」です。ちゃんと新聞に出てましたね。
被災地のためにできることは? (毎日新聞 2004年10月25日)
新潟中越地震: 救援物資を送るとき ニーズ把握して (毎日新聞 2004年10月26日)
常に最新情報になっているここを見た方が良いです(多くの人で情報を寄せあって編集するようなんですが破綻しないのかな)。:
新潟中越地震 被災者救援本部@2ch Wiki


政府の対応を批判する声もあるようですが、これまでに比べて早いように思えます。食糧や水、毛布等足りないようですね。政府よりも自治体の備えが足りなかった、というよりは備えをしていなかったのではないかと疑っています。先の記事「新潟地震」で「全国的にも地震の備えは重要視されるようになってきたと思います」と書きましたが、教訓が生かされていなかったのかも、と思います。

皆さんそれぞれ情報源を整理されていますので、私からはリンクを示すのみでとどめます。
愛のまぜご飯さん新潟県中越地震 関連サイト
kitajan.netさん新潟県中越地震 関連リンク集

さて、先の記事で、「古着はいらないのではないか」と書きましたが、昔北海道かの地震のとき、古着の扱いに困ったという話を聞いたことがあるからです(検索してみつけました)。善意なので捨てるに捨てられないということもあるようです。また、仕分けにも労力がかかるようで、まとめて送るとか、何が入っているか分かるようにすることが求められています(新潟県中越地震災害義援物資の受け付け)。

災害というと、かわいそうな人達に善意で物を送っているのだから、有り難いと思うべきだという意識があるのかもしれません。被災者もこれまで同じ生活をしてきた日本人です。3日くらいしたら温かいお風呂に入りたいとか、ビール飲みたいと思って当然です(まだその前に温かい食事や毛布等、生存に必要なものが求められている段階のようですが)。そのような望みを贅沢だといえるでしょうか。 

阪神大震災の時、田中康夫現長野県知事は、バイクで女性用の下着だったか生理用品だったかを配って回っていました。自治体で対応が忘れられがちな本当に必要なものを送るということが意識されていたのだと思います。

どこかの施設でお金が足りないため、子供たちが広告の裏に絵を描いているというのを知った人が、かわいそうといって裏が印刷されていない広告をたくさん送ってくれたことがあったと聞いたことがあります。きっとよいことをしたと思っているのでしょうね。子供達が本当はなにが必要なのかを想像することが必要だと思います。

とはいえ、想像力には限界がありますので、求められているのが何かを被災地の自治体、ボランティア団体に直接聞くのがよいでしょう。

追記(10/26): トラックバックしていただいてもいますが、KOBECCOさんから阪神淡路大震災の被災者としての経験から、「被災地に求められるもの」の情報が提供されています。また、反米嫌日戦線 LIVE and LET DIEさんからはこれは我々日本人が忘れがちな在日外国人の被災者の問題が提起されています。

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言ノ葉の泉。さん: 「TVというものは・・・
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by yoshihiroueda | 2004-10-26 01:22 | 日本