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絶望の兵器: 伏龍
こんばんは。「伏龍」って、都内に潜伏しているお相撲さんのこと? いえいえ。

絶望の兵器とともに:/4止 伏龍  (毎日新聞 神奈川版 2007年8月12日 → 魚拓)

・海中に潜水して、海底を蹴って敵の船に近づく。
・機雷をつけた竹の棒を突き上げて、敵の船を撃沈する。
・70キロ近い潜水具。酸素ボンベがある訳ではなく、呼気からカセイソーダで二酸化炭素を吸収したものを吸って呼吸する。
・鼻から吸って口から吐く。誤ると、二酸化炭素を多く含んだ空気が逆流して中毒を起す。
・カセイソーダの入った缶が損傷すると海水と反応して沸騰する。それを吸い込むと胃や食道を焼く。
・ひとつの機雷が爆発すると、衝撃波で他の機雷も誘爆する。

「絶望の兵器」というタイトルが付けられるのが分るだろう。カミカゼや回天よりも犬死にする可能性が高いといえる。考案した人間も、それを採用し訓練させた人間も、敵に勝つことよりも、死ぬこと、死んでお国のためになったという自己満足を得ることが主目的だったと思わざるを得ない。

この「絶望の兵器」は毎日新聞神奈川版で4回シリーズとして載っていたもの。ということは他にもそんな兵器があるということだ。全部リンクしておく。

2007年8月9日絶望の兵器とともに:/1 特攻艇「震洋」 ( → 魚拓 )
   -- 敵艦に体当たりするための木製ボート。

2007年8月10日絶望の兵器とともに:/2 海龍 ( → 魚拓 )
   -- 2人乗りの潜航艇。人間魚雷回天と違って速度は遅い。

2007年8月11日絶望の兵器とともに:/3 桜花 ( → 魚拓 )
   -- 爆弾に操縦席と翼を付けただけのような構造の「人間爆弾」。

桜花の記事からの引用
独力で離陸できないため母機に搭載され、艦船に近づいたところで切り離されて体当たり。しかし大半は敵艦隊のレーダーに捕捉され、目標のはるか手前で迎撃されていった。連合国側は桜花を日本語にちなんで「BAKA BOMB」(バカ爆弾)と呼んだ。
こんなのでは死んでも死にきれないだろう。「俺は、君のためにこそ死ににいく」なんてタイトルを聞いてどう思うだろうか。

あー、まだ「核クライシス」のことについても書かないといけないと思っているのに。「東京裁判」もあったね(これは無理かな?)。
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by yoshihiroueda | 2007-08-14 01:19 | 平和への祈り
やっぱり、しょうがない
おはようございます。

先日の「しょうがない」は、私にしては核兵器廃絶に対して消極的な意見のように見えるかもしれませんが、今後が大事ということが私のスタンスです。

らふぃさんの「それでいいのか」で、米国特使の原爆投下正当化発言に対して日本政府が抗議しない、ということを知りました。

米特使、「原爆使用が何百万人もの日本人の命救った」 (asahi.com 2007年07月04日 → 魚拓)
「原爆正当化、抗議せず」と官房長官 米特使発言 (asahi.com 2007年07月06日 → 魚拓 - いつも毎日新聞使ってるのですが載ってないみたい)
塩崎官房長官は5日の記者会見で、米政府のロバート・ジョセフ核不拡散問題特使が広島、長崎への原爆投下を正当化する発言をしたことについて、「発言の性格は個人的に行ったものだと聞いている」と述べ、日本政府として抗議しない考えを示した。
らふぃさんの記事に対する私のコメント。
国内に対しては原爆投下を容認で責任を問う一方で、加害者側の正当化にはスルーですか。こちらのほうこそ強く抗議しなければいけないのに、それは結局「しょうがない」と思っていることを露呈していると言わざるを得ません。
内弁慶にも程がある、ってこった。

政府もマスコミも結局「アメリカじゃあしょうがない」と思っている。それが、前回書いた、
しかし、「しょうがない」は今も続いている。
悲観的なトーンが強かったですね。

関連記事があります。
きっこのブログ 2007.07.05 ジョセフ発言に文句が言えない腰抜け総理
きっこのブログ 2007.07.06 どこまでも卑屈なアベ内閣
  -- ジョセフ発言とそれに対する官房長官の発言に関して。久間辞任会見に関しての記事もある。
天木直人のブログ 2007.07.05 ジョセフ核軍縮担当米国特使の発言と日本政府の対応の甘さ
  -- きっこのブログでリンクされていたもの。
長崎新聞 2007.07.06 米特使が原爆正当化 「被爆の実相見るべき」と県民
  -- 長崎の反応を伝えている。
AFP BB News 2007年07月05日 米高官の原爆発言に日本政府は不快感
  -- 安倍首相が「原爆を許すことはできない」との自身の見解を明らかにした。

最後の記事、ここだけ「安倍首相がジョセフ特使の発言に不快感を示した」ってことになってるんですが、一般論を述べただけの感じだなあ。で、記者会見だけですか。やっぱり内弁慶ですか。

さて、らふぃさんの記事はここがメインじゃありません。らいふぃさんの主張は、「日本は世界の平和のリーダーシップをとれ」です。
核をめぐる外交思想・平和哲学の面で国際的なリーダーシップをとることを、何よりもその被爆の経験からかつて期待されていたのは日本だったのではないでしょうか。非核・非武装を国是に掲げながら、被爆による反核思想を感情論として片付け、客観的な外交哲学と政策による理論付けを怠って来た日本の、政府、官僚、メディア、研究者、それらすべての怠慢(或いは無能)のつけが表面化しようとしているように思えます。
私も日本が世界の平和の目標とされるべき考えてきました(「日本良い国 清い国」など -- 世界征服宣言じゃないぞ)。

らふぃさんは、それだけではなく、感情論だけでなく、思想面/哲学面で論理構築を行うべきとおっしゃっている訳です。私もずっと日本の戦略の欠如を憂いてきました(「環境/ビジネス/カルチャー」 -- これは主に地球環境保護のための戦略に関してですが)。らふぃさんのような人が日本のリーダーとなってくれれば、少なくともブレーンに入ってくれればと思うのだ(って心酔し過ぎですか?)。
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by yoshihiroueda | 2007-07-07 10:12 | 日本
雲を大砲で撃ち落とす
おはようございます。みなさん、水に「ありがとう」って言ってますか?

今回もビッグイシュー 73号の特集「"水"赤字国、日本」から。

水の豊富な中国南部に対して、北京を含む中国北部では水不足に悩まされており、人工降雨が盛んだと言う。雨雲に対して沃化銀を地上から大砲で撃ち込んだり、飛行機で撒いたりする。

雨雲があったら自分の周辺に雨を降らせるということで、川の水や地下水の争奪戦だけでなく、雲まで争奪戦が繰り広げられているという。お金の大小によって水を確保出来るかどうかが決まる、ということであると指摘している。

これは中国国内の争奪戦だが、国土の狭い国が集まっているところでは国同士の争奪戦が起きる可能性があるということになる。そうなってくると本当の戦争に発展する可能性だってあるだろう。

以前聞いた話だが、アスワンハイダムなどの大規模開発では、気候さえ変えてしまう恐れがあるという。あからさまな収奪ではないので、環境に悪影響を受けた国にとっては正面切っての批判はしにくいだろうが、特に小国が影響を受けた場合には死活問題であろう。
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by yoshihiroueda | 2007-06-28 08:01 | 環境
自衛隊がクラスター爆弾を保持している ...
... って本気で知らなかったので驚いた。

「クラスター爆弾は防衛に必要」 空幕長が明言 (asahi.com 2007年05月25日→ 魚拓)

核兵器と同じく、日本国内で使うことはあり得ない、それだったら保持する必要はないし、保持するというのはすなわち敵国で敵国民を攻撃することを意味する、と思っていたのだ。

田母神空幕長: 「クラスター爆弾で被害を受けるのは日本国民。国民が爆弾で被害を受けるか、敵国に日本が占領されるか、どちらかを考えた時、防衛手段を持っておくべきだ」

久間防衛相: 「攻撃されて蹂躙(じゅう・りん)されるか、守り抜いた後で不発弾処理をした方がいいか。今の技術レベルだと、私は後者だと思う」
これらの発言はさらに驚いた。

攻撃されるとしたら、ミサイルか空爆かだとぼんやり思っていたのだ。一時的な被害があっても、それは一時的で、他国に占領されるということをイメージしたことはなかった。平和憲法を唱えていればそんなことは決して起こらないと考えていた訳ではなく、自衛隊は結構強いという言い方がよくされていてそれを信じていたのだ。しかし、防衛相が、「今の技術レベル」では蹂躙される可能性があると言っている訳で、自衛隊は結構強いというのは幻想ということになる。

それとも、だからもっと予算よこせ、というアピールなのだろうか。

追記: 同様のことは他国の人も言っていますね。クラスター爆弾:禁止条約結論出ず 日本は孤立 リマ会議 (毎日新聞 2007年5月26日)より
非政府組織(NGO)の連合体「クラスター爆弾連合」のコーディネーター、トーマス・ナッシュ氏は「信じがたい発言。日本を占領できるほど軍事力を持つ敵だったら、クラスター爆弾程度で撃退できるわけがない」と語った。

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by yoshihiroueda | 2007-05-26 01:48 | 日本
俺は、君のためにこそ死ににいく
見ないで批評するのはどうかと思うけど...

タイトル聞いただけでもうイヤ。

公式サイト

せっかく多部未華子も出てるのに。(← 「多部未華子 壁紙」で検索してくる人が多いので追記してみました。)

追記(2007.6.28): 反米嫌日戦線「狼」さんのレビューのコメントに書きましたが、
この「君」は「君が代」の「君」
と考えると納得がいくな。

ところで反米嫌日戦線「狼」さんは、
本当は石原に金を落とすなんぞ真っ平ゴメン。しかしだ、世の中には「仕方なくても観なくてはならない映画」ってものがあるのだよ。
と書かれているのだが、私の記事は内容ではなくタイトルを批判しているので、勘弁してくだせえ。

追記(2008.6.3):ぶんさんの「セクシーさに勝つ」という記事で、
私の世代だと、スティーブ・マクイーンの『大脱走』、ちょっと前だと、トム・クルーズの『トップ・ガン』の映画に象徴されるように、アメリカ人の中には祖国の為に立ち上がって。正義と平和の為に闘う軍服姿のりりしい姿に惚れ惚れとしてしまうような感覚が根強くあると思うのです。そういう姿の強烈なセクシーさが圧倒的な力を持ってしまっている、、、。

日本も大東亜戦争の時は、そういうヒロイズム、セクシーさに踊らされた部分があったと思いますが、完膚なきまでに惨めな敗戦の惨状をくぐって、或いはそういう世代から直接話を聞いて育った世代には、戦争は悲惨で醜いものという意識があると思います。そういう世代でも例外はありますし、残念ながら親の世代も戦争を知らない世代には、戦争をヒロイズムでセクシーと受け止めてしまう世代も育ちつつあるようですが、、。
という記述がありました。

この映画もそういう狙いをもったものかもしれません。映画自体はあまりヒットしなかったように思いますが、感化された人がたとえ少人数でもいたかもと思うと残念です。私としてはこういう映画を見る価値もないものとして一蹴することで少しでもそういう風潮に歯止めをかけたいと思うのです。
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by yoshihiroueda | 2007-05-15 07:58 | カルチャー
いろいろ考えさせられる中川氏問題
こんばんは。

最初は中川氏の核保有論議の提案に対して、こいつアホか、

・そんなに北朝鮮のお仲間になりたいのか
・日本企業は世界中からボイコット受けるようになるぞ
・石油や食糧も輸入できなくなる覚悟はあるのか

など考えてからものを言えと思っていたのですが、
それまではそんなことを考えたこともなかった訳で、
提言としては意味があるのかもしれませんね。

閣議や国会の議題にならなくても、言論の自由はある訳で、
論文にまとめて、ブログで提言すればいいのにと思います。
コメント欄をあけておけば、盛り上がること必至です。

しかし、こういう記事を見ていると、彼には別の隠された考えがあるのかもしれません。
核保有議論:中川氏、改めて必要性を強調 (毎日新聞 2006年11月4日)
『日米安保と国連決議があれば安心』と言っているのは世界の非常識だ。『アメリカさん、お願いします。任せます』で、真剣に米国が同盟(関係)と思ってくれるのか
「全面的に守ってやるから、核をもつなんて言わないでくれ」って発言をアメリカからとりつけることが目的かも。

それとも、憲法改正へ向けて、国民にしっかり考えることを求めているのかも。

または、教育基本法などの今国会成立を阻止しようと考えているのかも。

そんな訳ないか。

■ 追加トラックバック
仙波眞弓さん「核武装もいいけれど」
  -- 輸入できなくなるのは核燃料もでしたね。ところで、「核武装論議大賛成」って仰ってるんですが... 私と同じ意味で言ってるのかな?
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by yoshihiroueda | 2006-11-07 01:19 | 日本
日本良い国 清い国
世界に一つの憲法九条の国。

こんにちは。秘書田中です(ウソ)。

「憲法九条を世界遺産に」 (太田 光 、 中沢 新一) を読みました。

これまで私は
「日本良い国 清い国 世界に一つの神の国」とは言わないが...
ということを書いてきた(「江田ビジョン」「俺について来い」)。

「神の国」とは言わないが「普通の国」ではいやだ。だがそれはどんな国なんだ?

それに解を与えてくれたのがこの本だ。

これからは
日本良い国 清い国
世界に一つの憲法九条の国
を標語にしていきたいと思う。

さて、この本は、ただ声高に「憲法九条を守れ」というのではなく、日本国憲法が抱える矛盾、宗教との関係、思想界との関係、芸術/芸能/お笑いとの関係、さまざまな視点からの議論が含まれています。その点でも視野を広げてくれる本だと思います(それはお前の視野が狭いだけだと言われると反論できないですが)。

論点の一つに、「これまで続けてきた憲法九条を我々の世代で壊して良いのか。後の世代に胸を張れるのか」ということがあります。

あ、これって「天皇の男系をここで我々が絶って良いのか」という議論と相似形だよなー、と思って読んでいたのですが、後の方でそのことが書かれていました。これに関して中沢は、我々が柔軟に対応して保ってきた本質は別のところにあるだろうと述べています。本質を男系と伊勢神宮に帰結させるとても貧しいものになってしまう。この点も私の主張と似ていると思いました。
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by yoshihiroueda | 2006-10-29 13:07 | 日本
非軍事的制裁にこだわるのは...
... 日本の役割じゃない?

【核開発】日米修正案は軍事制裁に次ぐ強力な制裁 (朝鮮日報 2006/10/14)
 制裁範囲と制裁の水準に関する立場の差は、制裁の根拠となる国連憲章7章の規定を挿入する問題にもつながっている。国際法の効力を持つ国連憲章7章は、安保理の非軍事的措置(41条)と軍事的措置(42条)をその核心としている。

 日米は「安保理は国連憲章7章に基づいて行動する」とし、「国連憲章7章」を包括的に援用することを提案した。この提案は、現段階では非軍事的措置(41 条)を行なうものの、今後陸海空軍を動員する軍事的措置(42条)への移行を可能とする道を開いておこうとする意図からのものだ。

 これに対し、中国は非軍事制裁に限定するという点を明確にするため、「国連憲章7章41条に基づく」という文言を明記することが好ましいという立場を取っている。
結局41条で合意はできたものの、この策定にあたって日本が率先して軍事的措置(42条)を主張してきたのは、憲法に反しているでしょう。

日本国憲法第9条(わざわざ引用するまでもないけど)
日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。
日本が戦闘に加担しなければよいというものではないと思うぞ。

制裁自体は国民の賛同を得らていると考えられ、強力な制裁に反対しにくい状況ではあるが、マスコミもこの点を見逃しているように見えるのは気になる。
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by yoshihiroueda | 2006-10-15 13:05 | 日本
俺について来い
俺もないけど心配するな。ってそういうことじゃないんだった。こんばんは。ごぶさたしております。

nikkeibp.jp SAFETY JAPAN に日下 公人氏 (くさか・きみんど)のコラム
現実主義に目覚めよ、日本! 〜グローバル・スタンダードの罠に陥るな!〜
が連載されている。

その第34回は「ODAに日本人の心を映せ - 日本のような国になるためのODAを」

「ばらまきのODAでなく、戦略的なODAを。」というテーマなのだが、そのまま引用したほうがわかりやすいと思う。
ではODAの原則はどのようにするべきなのか。基本的には国民の気持ち次第だと思う。例えば、国民は独裁政権の国にはODAをやりたくないだろう。民主主義と言論の自由のある国や、人権を尊重する国には援助をしてもいいと言うはずだ。

 それから、近隣諸国と紛争している国や領土問題を抱えている国などには、「やめましょう」となるだろう。さらに、今はそうした問題がなくても、軍事予算をどんどん増やしてるような物騒な国には、やはり援助したくないはずだ。

 このように、今の国民の気持ちを個条書きにしてみると、それはほとんどが“現在の日本の形”になっていると思う。つまり、「あなた方も日本みたいになりなさい、日本のようになるなら奨励金をあげますよ」ということをODAの原則にすればいいのだ。
さらにこうも言っている。
 では日本は何のために、何を貢献したいのだろうか。これについてはもう、深く考えなくても分かっている。日本人は、自分たちが作り上げたこの日本が世界で一番すばらしい国だと思っているから、貧しい国や問題のある国が同じようなすばらしい国になるために、援助をしたいのだ。
「日本良い国 清い国 世界に一つの神の国」とは言わないが(というのは以前も言ったけど)、私も近い考えを思っていた。例えば...

2004-06-14 環境/ビジネス/カルチャー
  -- 「環境」重視が共通の価値観となる国際社会へ導くため、省エネ、省資源文化と技術力を提供する。
2005-04-12 中国を啓蒙する
  -- 中国が国際社会の一員としての認知を得るためには法治国家であることを示す必要を教える。
2005-06-04 「南」も犯罪国家入りか――。隣人としてほっておけない。
  -- 韓国が犯罪国家に堕していくのを日本は容認すべきではない。世界はまだ見捨てていない、我々は協力を惜しまないとメッセージを送りつづけるべき。
2005-05-08 お金は有効に使おう
  -- ODAは相手国(アフリカ)の人たちが幸せになれる使い道を考えろ。
2005-07-06 ほっとけない、だけど...
  -- アフリカの一部にサンクチュアリを作り、そこで食糧、医療、教育を与え、自立を促す。そこにはいりたければ「幸せになるためのルール」に従ってもらう。

ということを書いたのを、日下さんのコラムを読んで思い出した。

ただ、今の日本にどれだけ世界に誇れる価値観が残っているのか心配になって来た。ホリエモン、村上ファンド、小泉純一郎、そしてそれらをグローバルスタンダードともてはやしてきたマスコミ、マスコミに流される国民...

無条件に「昔は良かった」というつもりはないのですが、先日(8月11日)、NHKで
江戸の頭脳に挑戦!其の二 〜粋な遊びのテーマパーク〜
というのをやっていて、これはほとんど見逃しちゃったんですが(8月22日深夜再放送)、前回の放送のことを思い出した。庶民まで頭を使うことが娯楽であった時代、貧しいけど豊かな文化生活を営んでいた時代。

そしてそれに対して、「日露戦争物語」 (8月7日発売のビッグコミックスピリッツ2006.8.21/28号)では、
21世紀の世界が目指すべき
平和で安定した未来の文化、
江戸文化で育った日本人が
奴隷にされないため、
欲望と殺人と征服の
野蛮な西洋列強の文明を
護身のため仕方なく
レベルを下げて身につけた
明治中期。
とあって、日下さんの主張と、 NHKの番組がシンクロしたのだ(すぐに書けば良かったんですが...)。

「日露戦争物語」 のテーマは、「歴史に学ぶ」ということ。日本の失敗は現実を直視しないことに原因があり、それは日清戦争のころから始まっているということが語られている。またこの回では、第2次世界大戦後もアメリカから嘘の物語を与えられ、それを妄信していき、「戦後60年で日本国民の現実を知る知能は消え、自由自立の精神は皆無となった。」とまで書いている。

ちょっとまとまらなくなったが、これから我々は、他人に流されず、自分の頭で考えていかなければいけないと思うのだ。
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by yoshihiroueda | 2006-08-22 00:35 | 日本
サイボーグ技術の影
こんばんは。動きがぎこちないですか?

NHKで、「立花隆が探る サイボーグの衝撃」という番組をやってましたね。

脳で考えることでロボット義手を動かせるようになるのは知っていたんですが、逆に脳に情報を入れるのもできるようになっていたとは知りませんでした。

ネズミの頭に電極を刺して、右左の動きをコントロールする。さらには、そのとおり動いたら、快感を感じる部分を刺激する。これ、ご褒美といっていいのか。

この研究がDARPA (防衛高等研究計画局)が支援している意味はわかるだろう。小さいところへも入り込める、恐れを知らない軍隊を作ることが可能になるということだ。いや、もっと大きな動物も動かせるようになるよね。

脳の働きで体の一部を動かせるということは、体以外のものも動かせるということで、体を動かしてマシーンを動かすよりも、速く正確なコントロールが可能になる。これもDARPAが支援している。

そうえばこんなニュースもありましたね。サイボーグとは言えないですが。

Wired News 2004年12月1日 殺傷能力を備えた軍用ロボット車両、イラクに配備へ(上)

これもサイボーグとは言えないですが、あるクラブでは、客にICチップを埋め込むことで、キャッシュレスを実現しているそうだ。アブダクションですかって。たったそれだけのために、自分の体にICチップ埋め込みますか。それが神経につながるようになればもっと高機能が実現できると言っていて、さらにぎょっとしました。みんなで揃ってパラパラを正確に踊れるようになるのか。

これはまだ拒否できるが、サイボーグ化された軍隊を、それをもっていない側が拒否するのは不可能だ。はやめにストップをかけないと、と思うのだが、どうやって?
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by yoshihiroueda | 2006-04-25 01:25 | 科学・技術