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核兵器のない世界に向けて
こんばんは。

今年も原爆の日が休みだったので、平和祈念式典のテレビ中継を見ていました。

オバマ大統領が、演説で核兵器の削減に関して語ったというのは知っていたのだけれど、ちゃんと聴いてなかった。



テキストはこれ。
CBS News 2009.4.5 Transcript: Obama On Reducing Nuclear Arms

聴きながらテキストを一所懸命追いました。
as the only nuclear power to have used a nuclear weapon, the United States has a moral responsibility to act.
ふむふむ、ここが道義的責任に触れたところか。

そして、核兵器のない平和で安全な世界を追求するコミットメント
So today, I state clearly and with conviction America's commitment to seek the peace and security of a world without nuclear weapons. (Applause.)
私からも拍手。

オバマの評価できるところは、現実主義者でもあるところだ。
I'm not naive. This goal will not be reached quickly -- perhaps not in my lifetime. It will take patience and persistence. But now we, too, must ignore the voices who tell us that the world cannot change. We have to insist, "Yes, we can." (Applause.)
すぐにできるとは私も思っていない。スタートラインとしてこれで十分だ。大事なのはこの意志を育てて行くことだろう。仲間を増やして行く。皆が同じ意志をもったとき、世界は変わるだろう。
I hope someday you'll join us
And the world will live as one
これ自体は理想主義的な言葉だけど、理想を求める仲間を増やして行くことは現実的な目標だ。現実主義というのは現状に甘んじることじゃない。

具体的な施策も重要だ。

1) 米国が核兵器を削減し、他国にも同様に迫る。(単独で減らす訳ではない)
2) NPTを強化する。強制力を持たせる。一方、国際燃料銀行などで平和利用を推進する。
3) テロリストに核が渡らないようにする。狙われやすい核物質を4年以内にセキュアに管理する国際的な取り組みを始める。

追記: なんだ日本語訳あったんだ。
在日米国大使館: バラク・オバマ大統領のフラチャニ広場(プラハ)での演説
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by yoshihiroueda | 2009-08-09 19:31 | 平和への祈り
やっぱり、しょうがない
おはようございます。

先日の「しょうがない」は、私にしては核兵器廃絶に対して消極的な意見のように見えるかもしれませんが、今後が大事ということが私のスタンスです。

らふぃさんの「それでいいのか」で、米国特使の原爆投下正当化発言に対して日本政府が抗議しない、ということを知りました。

米特使、「原爆使用が何百万人もの日本人の命救った」 (asahi.com 2007年07月04日 → 魚拓)
「原爆正当化、抗議せず」と官房長官 米特使発言 (asahi.com 2007年07月06日 → 魚拓 - いつも毎日新聞使ってるのですが載ってないみたい)
塩崎官房長官は5日の記者会見で、米政府のロバート・ジョセフ核不拡散問題特使が広島、長崎への原爆投下を正当化する発言をしたことについて、「発言の性格は個人的に行ったものだと聞いている」と述べ、日本政府として抗議しない考えを示した。
らふぃさんの記事に対する私のコメント。
国内に対しては原爆投下を容認で責任を問う一方で、加害者側の正当化にはスルーですか。こちらのほうこそ強く抗議しなければいけないのに、それは結局「しょうがない」と思っていることを露呈していると言わざるを得ません。
内弁慶にも程がある、ってこった。

政府もマスコミも結局「アメリカじゃあしょうがない」と思っている。それが、前回書いた、
しかし、「しょうがない」は今も続いている。
悲観的なトーンが強かったですね。

関連記事があります。
きっこのブログ 2007.07.05 ジョセフ発言に文句が言えない腰抜け総理
きっこのブログ 2007.07.06 どこまでも卑屈なアベ内閣
  -- ジョセフ発言とそれに対する官房長官の発言に関して。久間辞任会見に関しての記事もある。
天木直人のブログ 2007.07.05 ジョセフ核軍縮担当米国特使の発言と日本政府の対応の甘さ
  -- きっこのブログでリンクされていたもの。
長崎新聞 2007.07.06 米特使が原爆正当化 「被爆の実相見るべき」と県民
  -- 長崎の反応を伝えている。
AFP BB News 2007年07月05日 米高官の原爆発言に日本政府は不快感
  -- 安倍首相が「原爆を許すことはできない」との自身の見解を明らかにした。

最後の記事、ここだけ「安倍首相がジョセフ特使の発言に不快感を示した」ってことになってるんですが、一般論を述べただけの感じだなあ。で、記者会見だけですか。やっぱり内弁慶ですか。

さて、らふぃさんの記事はここがメインじゃありません。らいふぃさんの主張は、「日本は世界の平和のリーダーシップをとれ」です。
核をめぐる外交思想・平和哲学の面で国際的なリーダーシップをとることを、何よりもその被爆の経験からかつて期待されていたのは日本だったのではないでしょうか。非核・非武装を国是に掲げながら、被爆による反核思想を感情論として片付け、客観的な外交哲学と政策による理論付けを怠って来た日本の、政府、官僚、メディア、研究者、それらすべての怠慢(或いは無能)のつけが表面化しようとしているように思えます。
私も日本が世界の平和の目標とされるべき考えてきました(「日本良い国 清い国」など -- 世界征服宣言じゃないぞ)。

らふぃさんは、それだけではなく、感情論だけでなく、思想面/哲学面で論理構築を行うべきとおっしゃっている訳です。私もずっと日本の戦略の欠如を憂いてきました(「環境/ビジネス/カルチャー」 -- これは主に地球環境保護のための戦略に関してですが)。らふぃさんのような人が日本のリーダーとなってくれれば、少なくともブレーンに入ってくれればと思うのだ(って心酔し過ぎですか?)。
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by yoshihiroueda | 2007-07-07 10:12 | 日本