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宇宙船ウェイクアップコール
地球の皆さん、こんばんは。

途中から見始めたのですが、NHKで「宇宙船ウェイクアップコール」という番組をやっていました。以下番組紹介より
宇宙船の乗組員たちに毎朝一曲贈られるウェイクアップコール。その曲を紹介しながら21世紀の宇宙飛行士が宇宙から地球を見て何を感じたのか、証言でつづってゆく。
宇宙にでること、宇宙から地球をみること、そしてそこで聴く音楽、それぞれが人の考え、感じ方を変えるものなのだろう。

特にスペースシャトルコロンビア号に搭乗し、事故で亡くなったイスラエル人飛行士のイラーン・ラモン氏のエピソードが印象に残った。

ラモン飛行士は、イスラエルから参加していることを意識し、またユダヤ人のアイデンティティを強く感じており、宇宙食にもユダヤ人としてのメニューを選んでいるような人であった。しかし、宇宙に出てから、地球人としての自分を意識するようになってくる。宇宙からシャロン首相との会話も、最初はイスラエル人として聖書に書かれたことを引き合いに出して話しているが、次の発言ではこの美しい地球を守らねばならないという感想を述べている。

この飛行の中で、彼以外の飛行士がリクエストしたジョンレノンの「イマジン」 がウェイクアップコールに使われている。そう、「国境なんてないって考えてみ」ってやつだ。この曲も彼の考えの変化に影響を与えたと思われる。

彼が宇宙から奥さんに送ったメールにも、彼の考えの変化が現れている。奥さんは彼に対して、その気持ちを地球に戻っても持ち続けてほしいと返信している。事故のためその願いは叶わなくなるのだが。今は彼の息子が、彼のピアノで「イマジン」を弾いている。

その他にも、無人の火星探査機にウェイクアップコールを送っていた話も面白かった。もちろん無人の探査機に送ることは意味がなく、地上で見守るスタッフ向けに一日の仕事の始まりを伝えるのが目的なのだが、困難に直面するプロジェクトのメンバーの緊張を解き、士気をあげるのに効果があったという。

自分自身も音楽に元気づけられたり癒されたりするので音楽の力は分ってはいるつもりなのだが、このような話を聞くと音楽の力を再認識する。

追記: 「イマジン」に関しては、以前「多神教礼賛(アニミズム礼賛)」でとりあげました。
by yoshihiroueda | 2008-01-02 03:04 | 世界